パーソナルスタイリスト、骨格診断講師の山田芙美子さん。講師の仕事もナチュラルらしさも意識したオールインワンコーデを、素材感に注目してお伝えします。
【1】オンオフ両用、オールシーズンつかえるオールインワン
万能の秘訣は、程よい光沢とドレープ感のあるキレイめな素材感。素材はレーヨン51% トリアセテート41% ポリエステル8% 。「光の糸」の意味をもつレーヨンは絹のような光沢とドレープ感があり、ウェーブタイプにマッチしやすいやわらかな手触りが特徴。そのレーヨンと、適度なコシがありサラリとした風合いが特徴のトリアセテート、強度があるポリエステルがミックス。それぞれの繊維の長所が引き出され、きれいめナチュラルにちょうど良い素材感に。
また、「トリアセテートやポリエステル混合のボトムスはシワになりにくく、オールシーズン履けるものが多いのでよくチョイスします!冬はザックリタートルニットと~♪」と芙美子さん。お買い物や着こなしの参考にしてみて。
オールインワン/1er Arrondissement(プルミエ アロンディスモン)2018年購入
http://1er-arrondissement.com/
【2】インナーは肉厚リブカットソーが優秀
主役アイテムがあると、インナーはつい気が抜けてしまいがち。やはり素材感は印象を左右する上でとても大切な要素なので、こだわって選ぶことでおしゃれ度がアップします。薄手のものや透け感があるものは、骨格のしっかり感が強調されてしまう傾向。「分厚い」と感じるくらいのものが骨格にマッチします。リブは畝が目立つものを選ぶとナチュラルらしくて◎着まわしが効くアイテムなので重宝間違いなし。
AURALEE(オーラリー)×Ron Harman(ロンハーマン)別注リブニット/Ron Harman2019年購入
http://ronherman.jp/
【3】ナチュラルさん所有率急増中、Y&Oのエンボスレザートート
キズ等気にならないエンボス加工のザラッとした素材感が◎ドライな質感をしているナチュラルタイプは、シワ感やシャリ感があるもの、風合いを感じるものが垢抜けます。エンボス加工とは凹凸のあるローラーで布地をプレスし、表面に凹凸模様を型付けする加工のこと。見た目や触った時の凹凸のリズムが、魅力を一層引き立てます。こちらはFRAMeWORKのYOUNG&OLSEN別注トートで、店頭に並ぶとすぐに消えてしまう超人気商品。気になる方は、SNSなどで発売前からチェックしてみて。
YOUNG&OLSEN(ヤングアンドオルセン)別注エンボスレザートート/FRAMeWORK(フレームワーク)2018年購入
http://frame-w.jp/
以上、講師の仕事もナチュラルらしさも意識したオールインワンコーデを、素材感に注目してお伝えしました。身体と洋服の素材感がマッチすると劇的に垢抜けるので、どうぞ参考にしてみて下さいね!
[写真のご協力]
パーソナルスタイリスト、骨格診断講師の山田芙美子さん
(骨格タイプ:ナチュラル/パーソナルカラー:スプリング)
骨格診断ファッションアナリスト認定協会では、各種イベントやセミナー、講演会や書籍出版・監修など、お客様のお望みに合わせて骨格診断メソッドをご提供いたします。
この記事を書いた人
近藤なつこ
イメージコンサルタント
一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト認定協会理事
パーソナルカラー、骨格診断のプロ育成講師として、そして一人ひとりがもつ輝きのタネと魅せ方を伝える骨格診断伝道師として活躍中。
二神弓子/丸田久美子/
森本のり子/寺尾智子
2017年1月18日初版発行