骨格診断ナチュラルタイプ、骨格診断ファッションアナリストの中村依子さんのコーデ。「ナチュラルなら、ラフな服はなんでも素敵に見えるはず」そう思っていませんか?何も気にせず組み合わせただけだと、もしかしたら近所のコンビニへ行く服に見えてしまっているかも…!依子さんのコーデで、オシャレに見える小技を3つお伝えします。
1:シンプル服のときは小物で遊ぶ
骨格フレームを生かして、長め太め大きめのファッションが得意なナチュラルタイプ。とはいえ全身シンプルなアイテムだと、普通過ぎてつまらない印象になってしまうことが。単調に見えしてしまう時は、個性的なバッグや靴など小物で差をつけて。ナチュラルタイプは身体の周りに遊びを出すことで、垢抜け感が格上げされます。
ワンピース(数年前に購入)/ザラ https://www.zara.com/jp/
サンダル(2年前に購入)/ドリス・ヴァン・ノッテン https://www.driesvannoten.be/
2:靴に合わせてパンツの丈を調整する
「パンツの丈は手持ちの靴に合うよう、丈を自分でカットしています。」と依子さん。パンツ丈と靴のバランス、実はとてと重要です。例えば甲や足首が見えないバランスは野暮ったく見えてしまったり、反対に短いとつんつるてんな印象になってしまったり。合わせる靴やボトムスの種類によってベストバランスは異なるので、いつも足元に心配りを。外出前には全身鏡でチェックしましょう。
3:ヘッドスカーフでこなれ感を
教科書の基本通りで行くと、ナチュラルタイプはスカーフが苦手。光沢感やしなやかな素材感が、自分の質感と馴染みにくい傾向です。王道の使い方だと「頑張りました感」が出てしまうので、ラフに崩したり遊び心あるヘッドスカーフがこなれ感を演出。
依子さんは、「シンプルなワンピースやデニムonデニムの際は頭に巻くことが多いです。ピシっと髪を纏めたり、スカーフを綺麗に巻くよりも、少し無造作に髪をまとめてスカーフから覗かせる事で、オシャレ度が上がるように思います(食堂のおばさんのようにならないように注意しています笑)。」と教えてくれました。大胆に感じるスカーフづかいも、シンプル服となら好相性。また、こちらのスカーフは艶が弱目で使いやすく重宝しているそう。素材にもこだわりながら選んでみて。
以上、楽ちんそうなのにオシャレに見える、今すぐ真似したい小技3つをお伝えしました。ラフが似合う=何もしないが素敵、と言うわけではありません。細やかなこだわりや思い入れがあるアイテムを投入させて、オシャレを楽しんで下さいね。
[写真のご協力]
骨格診断ファッションアナリスト、中村依子さん
(骨格タイプ:ナチュラル/パーソナルカラー:オータム)
骨格診断ファッションアナリスト認定協会では、各種イベントやセミナー、講演会や書籍出版・監修など、お客様のお望みに合わせて骨格診断メソッドをご提供いたします。
この記事を書いた人
近藤なつこ
イメージコンサルタント/一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト認定協会理事。パーソナルカラー、骨格診断のプロ育成講師として、その素晴らしさや一人ひとりの輝かせ方を伝える骨格診断伝道師として活躍中。
二神弓子/丸田久美子/
森本のり子/寺尾智子
2017年1月18日初版発行