骨格診断ウェーブタイプ、ハッピープランナー・イメージコンサルタントの杉浦さや香さんのコーデ。「ウェーブは足し算必須って言うけど、盛ったり飾るのは好みじゃない…」そんなあなたに朗報です。シンプルでもサマになる着こなしはこちら！さや香さんのコーデを解説します。

  

1：ウエストのフィット感は妥協しない

一見ワンピースに見えるこちらは、上下が単品のセットアップ。スカートは試着時にウエストが下がってしまったので、さや香さんはお直しに出しています。ウェーブは腰の位置が低いので、服のウエスト位置が下がると胴長短足に見えてしまいがち。ジャストorハイウエストで穿きましょう。お直しは購入店で対応してもらえる可能性の他、専門店にお願いする方法も。

 

2：露出ポイントはハズさない

骨格診断には露出のセオリーがあります。華奢で優美な二の腕と背中は見せる。貧相になりがちな胸元は見せない。このポイントをおさえることで存在感がアップします。露出に抵抗を感じる人は、3分丈や7、8部丈など中途半端丈を選んでみて。ひねりのないデザインや腕がすっぽり隠れる丈は地味な印象に。また、フワフワとやわらかい質感の肌はまるでジュエリーのよう。外から足すだけではなく、持ち味を出すことで華やかになります。

 

3：密かに盛れる素材感を選ぶ

素材のセレクトポイントは身体の特徴と同じもの。やわらかな素材や薄く繊細なものがなじみます。また、空気を含んでふっくらとしたもので身体を包むとボリュームアップ。女性的な表情をもつ素材や、毛足が長いものを選んでみて。こちらのセットアップはエアロカプセル®︎素材を使用。異形断面ポリエステルと呼ばれ、繊維メーカーが独自開発をして特許を得ています。糸の中には大きな穴が空いてストローのような状態。そこに空気がたくさん閉じ込められているとても軽やかな繊維です。空気をたっぷり含んだ素材感はウェーブの強い味方！シンプルな服の時ほど、素材感を厳選しましょう。

 

セットアップ（2019年春購入）/ドレスレイブ　http://www.dresslave.com/

 

以上、飾らなくてもサマになる、シンプル派ウェーブのための正解コーデでした。意外なようで実は基本を忠実に体現した着こなし。ウェーブといったら甘いデザインをイメージしがちですが、着こなし方や素材感にも注目して下さいね。

 

［写真のご協力］

ハッピープランナー・イメージコンサルタントの杉浦さや香さん（骨格タイプ:ウェーブ/パーソナルカラー:スプリング）女性をキラキラ輝かせるための研究者であるさや香さん。彼女の手にかかれば、あなた自身がまだ出会ったことのない、本当のあなたの美しさが呼び覚まされます。

 

骨格診断ファッションアナリスト認定協会では、各種イベントやセミナー、講演会や書籍出版・監修など、お客様のお望みに合わせて骨格診断メソッドをご提供いたします。

 

この記事を書いた人

近藤なつこ

イメージコンサルタント/一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト認定協会理事。パーソナルカラー、骨格診断のプロ育成講師として、その素晴らしさや一人ひとりの輝かせ方を伝える骨格診断伝道師として活躍中。