写真右、骨格診断ウェーブタイプ・ファッションスタイリストの長瀬有香さん。キレイ色に惹かれる春。「ペールトーンって気になるけど、どう合わせたらいいの?」「こんなに薄い色、はきこなす自信がない」チャレンジしたくてもためらっていませんか?長瀬さんのコーデを参考に、ペールトーン投入法を骨格診断メソッドと一緒にお伝えします。

 

1:ペールトーンは【女性的なイメージ】をもつ

あなたが色を見たとき「明るい色だなぁ」「暗い色だなぁ」と感じたり、「力強い色」「深みがある色」など、色の調子の違いを感じたことはありませんか?このような色の調子の違いをシステマチックに分類したものがトーン。同じ色味のグループのことです。その中でペールトーンはとても明るく、鮮やかさを抑えた淡い色味のこと。薄い、軽い、弱いといったイメージで、女性らしい印象を与えます。

 

2:デザインと素材感で【中辛に調整】

ファッションを構成する色・形・素材(素材感)の3要素のうち、色だけですでにフェミニン。形も素材も甘口となれば、アイドルのようなロマンティックな印象になります。

「甘さは苦手」という大人ウェーブさんはデザインと素材感で調整。ゴールを「中辛」に設定しましょう。ちょっぴりハンサムなパンツスタイルがオススメです。

とはいえ、メリハリがなくなだらかなカービィーボディのウェーブタイプ。ハリが強くてセンタープレスが効いたもの、脚がすっぽり隠れるフルレングスの辛口パンツはスタイルダウン傾向。下重心が強調されてしまったり、脚が短く見えてしまうことがあります。ストレッチ素材や柔らかい素材感を選び、足首が見える抜け感丈が◎スリムなシルエットを選び、ハイヒールを履けばさらにバランスアップします。

 

3:黒ベルト投入で【アクセント】をつけて

ペールトーン×白は合わせやすいコーディネート。しかし色の明るさがとても似ているため、全身があやふやな印象になってしまいます。そんなときには明るさの度合いが異なる色をひとさじプラス。黒ベルトの投入で、はっきりしない色づかいをセパレート(分離)しましょう。このほどよいアクセントが、おしゃれコーデに仕上げてくれます。

 

以上、おしゃれな人がはいている「ペールトーン」投入法でした。まずは店頭で試着から、どうぞトライしてみてくださいね。夏までたくさんはけちゃいます!

 

[写真のご協力]ファッションスタイリスト・長瀬有香さん(骨格タイプ:ウェーブ/パーソナルカラー:スプリング)Instagram:https://www.instagram.com/ambyuka/


この記事を書いた人

近藤なつこ

イメージコンサルタント

一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト認定協会理事

パーソナルカラー、骨格診断のプロ育成講師として、そして一人ひとりがもつ輝きのタネと魅せ方を伝える骨格診断伝道師として活躍中。